投稿者 オーディオショップ店員 日時 2001 年 10 月 08 日 15:44:00: [DG-001171]
回答先: 音楽用CD-RドライブとPC用CD-Rドライブの違いってなんですか？ 投稿者 T 日時 2001 年 10 月 08 日 00:54:43
オーディオ用CD-Rは名前のとおり、PCを使わずにCDを作成できるので、いままでのカセットやMD感覚で「録音機器」として使えるものです。
PC用CD-Rはどうしても、オーディオ機器としての使用、例えばCD以外のものを録音するという用途には不向きでしょう(いいサウンドカードを使えば問題ありませんが・・・)。
それから、PC用CD-Rでいい音でCD作成をしようとするとある程度の知識と経験が必要になりますが、オーディオ用CD-Rでは同じ機械なら誰がやっても音質が良くなったり悪くなったりすることはありません。
音の違いですが、使う機器にもよってきます。PCドライブでもちゃんとした知識があればいい音で録音することは可能ですし、オーディオ用CD-Rでも機器の値段は色々なので、いい機械を使うほどいい音で録音できます。
オーディオ用CD-Rに関しては、レーザーで一つ一つのデータを焼くことになるので、市販のプレスCDに比べて、ピットの並びが揃い、音質がよくなることもあります。
パイオニアの業務用レコーダー(定価20万)やDENONのCDR-1000(売価で7万前後)で作成したCDがそうです。
ディスクの方ですが、PC用CD-Rディスクはオーディオ用CDレコーダーには使えません(業務用レコーダーはPC用のディスクが使えます)。
逆にオーディオ用CD-RディスクはPCに使えますが、値段が高いだけで中身は一緒なので無意味です。
ただ、最近ではオーディオ用CDレコーダーも2-4倍速録音ができるようになってきたり、HDD内蔵になってきたりしてるので、音質云々の問題ではなくなってきています。