投稿者 犯人 日時 2001 年 3 月 15 日 03:46:32: [DG-004911]
回答先: 業務用「アウトラン」のビデオ撮りについて 投稿者 MID 日時 2001 年 3 月 12 日 01:06:11
>直接RGB信号からDV信号に変換する装置はないものでしょうか。
少なくとも私は見たことがありません。映像記録の分野でRGBを使うこと自体がありえない話ですから・・・。
ちょっと長くなります・・・。
元々の映像信号はRGBでしてこれは「RGB = 8:8:8」ここから色
情報を少し削った「Y/R-Y/B-Y = 4:2:2」が色差信号になりま
す。DV規格は、この色差信号をさらに圧縮して記録します。どう
頑張ってもダウンコンバート、つまりRGB原色の再現性は望めな
い、ということです。
RGBは情報量が多すぎるので、映像記録には使えないんですよ。
で、RGBを扱うエンコーダはHDVS関連(1080用があったかな?)を
除けば皆無と言って良いです。
考え得る最高の手段としては、RGB⇒色差⇒DVデッキと信号を
変換する方法があります。RGB関連のコンバーターは50万も出せ
ば手に入るので、比較的安価に済むのでは?
ただ、DV規格で色差信号を受けられるのは「DVCAM」(ようは
業務用機)くらいなので総額200万円程の投資になるでしょうね。
お金に糸目を付けず(私の好きな言葉)画質にこだわるのな
ら、ディジタルベータを導入する手もあります。
こっちでしたら、RGBを直接出し入れできる機種が存在していま
す(記録そのものは色差コンポーネント)。しかしS/N、帯域とも
にDVの比較にはなりません。
これなら、RGB出力そのままの美しい画像を再現してくれるはず
です。ウルサイ貴方も満足する事間違いなし。但し、一系等揃る
と大体1億円くらいかかります(笑)。