坂の町・神様の町 〜かみちゅ! 聖地巡礼〜


聖地巡礼 番外編03  〜おのみちーはーいつかきたみーちー〜
いつもより少し遅めに目覚める。 4:05 頃のお話。

とにかく忙しく忙しく死ぬような激務に耐えかねる頃っていうか
いや、このままじゃ間違いなく過労に殺されてしまうに違いない。
そんな状況を打開するにはどうすればいいのか..うむむー..



  そうだ。 聖地巡礼に行こう。



ってことで困った時の神頼みっつーか彼の地を目指す訳だけど
今日は少しばかり気分をかえて西のほうを目指すことにするる。



















※ これ以降、ロケ地の詳細などネタバレが含まれます。

※ そのようなのを嫌う人は読まない方が良いと思います。




















そんな訳で現役女子中学生神様として有名なゆりえ様に会いに行くため
尾道を目指すことにする朝っぱら。 肌を刺す寒気が昂ぶる気持ちに心地よい。

カニから 05:37 発の準急に乗りナコまで行く。


名古屋から某ゼニあーるののぞみちゃん 57 号に乗る。 700k らしい。
ゆっくりしたいので指定席は外せません。w

約 1 時間弱ほど資料類の整理をしつつ新大阪に到着。
ここで今回の主催者である某熊の旦那と某大和煮センセと無事合流。

やぁやぁどもどもお久しぶりで皆さまご機嫌うるわしゅう。
今回は神々しいイベントにお誘い頂きアリガトございまちゅ。


そんな新大阪駅でガス圧接溶接箇所をちぇき。
何だかレール溶接箇所を見てるとワクワクするよね。
(そんな TGP の代表的な手順はこんな感じす。)

  :

つーか、今回の聖地巡礼の前の準備運動っつーか
すっかり鉄ヲタ度があからさまに上昇中なの提案である..


もうすぐ引退の 0k 新幹線に乗っちゃおう計画を実施ちゅ。

今月いっぱいで引退するその懐かしい勇姿を堪能すべく
早めに新大阪に着きいろいろ待機してまちた。


・・つーか、必死すぎが多すぎ。(汗

  :


オイラ的に 0k ってあ んまり記憶になくてアレなんすけど
それでも所々に懐かしさを感じてなかなかに風情を味わえて良かったです。


そんな車内で駅弁プレイを楽しんでみるる。

そう云えばその昔のお茶って白い容器に針金の取っ手が付いてて
少しロウが溶け出したような味を何となく思い出したけど
平成生まれのオイラとしては細かいところまで判りません。

つーか上品な仕事で結構なお手前でしたわよ♪

  :


で、途中の岡山辺りで某ご酒人さまと無事合流。

やぁやかどもどもお久しぶりす。 興宮のおでん屋さん以来ですかね。
つーか早速ぷしっ! とやってる辺りのダメっぷりに安心しましたですよ。(汗


で、ここら辺で得意の駅弁プレイ第 2 ラウンド。
鶏づくしでこれまた実に結構なお手前でしたわよ。

  :

新幹線で福山までゴーゴーした後に在来線に乗り換え。


側線の継目と改良型車止め。 何となく平和で落ちつく。


そんな感じで尾道駅に到着。 おいでませ〜。
心もち肌寒いものの最高に晴れ渡った絶好の巡礼日和ちゅ。


そんな曲線と勾配の線形と踏切障害物検知装置とか。
S が送信側で R が受信側。 通常 4 秒以上の検知で作動するらしい。


みこちゃん狙いするならおのみちバス

  :

そんな感じで時既に 11:00 前頃だ。
それではかみちゅ!の聖地巡礼 〜尾道編〜 いってみましょー。


で、今回はこんな感じの巡回マップを用意させて頂きました。
それを幾つかの詳細なエリアに分割してあり..

  赤色の部分を A エリア
  緑色の部分を B エリア
  黄色の部分を C エリア
  青色の部分を D エリア
  紫色の部分を E エリア

・・として、それぞれを小分けして持ち歩けるようにしてあります。

青色の線が今回の巡礼で歩いた大まかなルート。
赤色の線が行きたかったけど時間の都合で断念なルート。

この時期..日暮れが 17:00 頃って感じなので
しょーみの巡礼時間は 6 時間程度だ。 なかなかキツい。

その辺を加味して、もっと完全なルートを構築して臨みたかったけど
日頃の激務とかの都合でそれが叶わなかったのが少し残念だ。

・・まぁそんな感じでまづは尾道駅北口から北側をナメる感じで巡礼開始です。

  :


まづは A エリア。


尾道駅北口から緩やかな上り坂をぽてぽて歩く。
いきなり昭和の風情が全開だったりで感嘆しつつ
細い路地..っていうか階段を登ることにする。


そこにはのれんまたぎの家がありました。
それにしてもその斜面と家の絶妙なバランスに驚くばかり。


そこから少し登ると幽体離脱ゆりえ様がふわふわ登った階段が。
左にある祠っぽいのが蔦むしてて気付きにくかったです。


そしてさらに登ると貧乏神様対策の四葉のクローバー畑がありました。

そして妙に心臓が昂ぶっている自分自身に気付いてミルモ
これは背景シーンに出会った感動なのか急な上り坂のせいなのか..(汗


そしてこの 2 枚もこの辺だとの噂を聞いていたのですが
イマイチ程良いのが見つからづ断念して先を急ぐことにする。 orz

まぁ本来ならこの辺でゆりえ様の通う石浜中学校を目指してもいいのだが..


頭上にそびえる尾道城がなんとも気になるとの意見が出てもう少し登る事にする。

 

 
そんな尾道城は程よく廃墟でした。

尾道城と呼ばれるそれは、歴史的な謂れのある城ではなく
観光目的として建てられた物のようで、やがて廃業して廃墟となったんだとか。

つーか、同行の面子らはどいつもこいつも廃墟スキーなんで狂喜して困ります。
どーでもいいけど、このオッサンどえらい怖いす。 夜中に目が合ったらチビりそう。(>_<)q


・・で、その更に上の給水タンクっぽい西展望台の上から学校をちぇき。
※ もしかしたらここで撮ったのはこっちだったかもだけど詳細を忘れた(死


そんな日頃の運動不足に初っ端から容赦ない登坂攻撃でしたが
気持ちよい秋晴れの素晴らしい展望を味わえたので、まぁいいかな。w

そんな展望台から一気に駆け下りた先は..


石浜中学校の風景がいろいろまとまって出てきます。


だまって俺についてこい!w


フェンス外から頑張ってみたけど難易度高すぎでした。 osr


学校裏門はこの辺りで。
そこから学校づたいに坂をさらに下ると..








校門の風景をいくつか撮ることができます。

つーか、実際には小学校で監視カメラ作動中とのことで
あ んまり怪しげな行動は控えめにしたほうがいいと思い升。


そんな学校を逃げるように降りてきた先の跨線橋上からちぇき。

作中では単線ですが、実際のゼニあーる山陽本線は複線です。
なかなかドンピシャで撮りづらい感じだったので雰囲気だけ。(汗


つーか、今回の巡礼のあわせて軽めのレンズを用意してみました。
AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF) です。

レンズ口径が 72mm と控えめで軽快な撮影が楽しめるうえに
広角側〜望遠側の倍率が約 11 倍とレンジ的にも申し分なし。

それが心配になるくらいお手頃価格でどんなんか心配してましたが
VR が強力に効いているためかなかなか良好に写っていい感じです。

今回の巡礼も含めて、今後の旅もこれ 1 本で全てまかなえそうです。
なかなか良い買い物したなー♪ ってことで次のエリアに行ってみましょう。

  :


お次は B エリア。
学校の東側の狭い道を通り抜けて行くんだけど..


犬和尚っぽい犬やデイブ風なデブ猫と遭遇でなかなか楽しい。
と、そんなこんなした細い道の先には..


印象深い階段のシーンがあります。


こちらは実に惜しいシーン..なんですが
ご酒人さまがやらかすと全て台無しです。(-_-#) → 台無しシーン


そこからもうすこし登った先にある背景シーン。
この一連の階段は三枝家への道って設定なんですかね。


そんな階段を後にして、ラーメン看板やらお墓をすり抜けて行った先..
千光寺新道の辺りにいくつか背景シーンがあります。






源さん家からの帰り道。
この辺は人通りが多くてなかなか大変です。


三輪丸の水槽もこの辺りで。w


その千光寺新道を少し下った豆屋さんの前ですが
これはちょっと微妙な感じで違うっぽいかな..


で、少々小腹が空いてきた感じなので程よいお店に入ってみる。
千光寺道にある昇福亭ってお店です。

ここで抹茶セットを頂いてみるも渋味が感じられなかった。
オイラも味覚障害なのかな.. osr

他の面子ははっさく大福なるものを喰ってたようだ。 なかなかの好評。
ただ日持ちしないらしくお土産には向かないっぽい。
道中で喰い歩きするのにピッタリなのかな。

そこから千光寺に向かってまた登っていくんですが..


その千光寺手前の展望台にてまたもやが現れた!!

どうも奴らは廃っぽいものを見ると黙っちゃおれんらしい。
とても困ったものなんで一緒に歩かないでください。(-_-#)

そんなお遊びもそこそこに、中村憲吉旧居辺りの薄暗い道に入り込む。










そこは能登きよみちゃんがジョンに絡まれたりするシーンでした。
何だか人影まばらな不気味な通りなんでアレこれ邪推しちゃいます。
・・いやいやいや。 そんなこと無くゆりえ様一筋なんでお間違いなく。

さぁ、時間が押してるのでさくさく次いってみよう。


ロープウェイ下をくぐり北へ上がりすぐ折り返して猫の細道付近。






マップ上のもののけがいっぱいの辺り。
うっかりして先に猫の細道へ曲がってしまうと辿り着けません。
つーか、うっかり曲がってしまって迷ってました。(汗

ここら辺はあちこちに福石猫が置かれていて心が和みます。
そんな場所だからか、リアル猫もたくさんいます。 にーにー。


猫の細道に祀られている光雲さんのサーフボード。(嘘
そのすぐ横にある艮(うしとら)神社へショートカット。


ここが来福神社の本殿となってるようです。
写真を撮り忘れてたけど、頭上にはロープウェイが通っています。
もちっと時間があったらロープウェイからの展望を楽しんでみたかったです。


あとおみくじも楽しんでみる。

・・が、面白味なく大吉でした。

大吉ってよくよく読むとあ んまりいいこと書いてないような気がします。
イマイチ気に入らなかったのでお返ししてきました。

  :

便宜上、B エリアの線路南側の諸々も載せていますが
順路的にはもう少しあとになるのでその辺はまた後ほど。


それでは C エリアにいってみましょう。

C エリアの目玉のひとつ、御袖天満宮があります。
来福神社の諸々をここで撮ることができますが..


そこに行く前に細い路地に入り込みもののけとみつえさんシーンをちぇき。
何だか怒られそうな話ですが、みつえさんの苗字を最近知りました。
つーか、みつえじゃなく光恵ですね。 すっかり間違ってます。(滝汗

それじゃ少し戻って御袖天満宮へ行ってみましょう。






ここら辺はシーンが多いので少々トバし気味で..






オープニングとかでお馴染みの山門のシーンとか。
本殿は艮神社なんでその辺の違いが絶妙ですね。






お次は境内。 意外と狭くてびっくり。
ここら辺も時間がなくてじっくり見てられなかったけど..


それでもやっぱり絵馬ウォッチングは外せません。w

何だかイタい絵馬は心もち別の所に隔離されてる感じで
それなりに共存してるようで微笑ましく眺めていました。
皆さまの願い事が成就しますように。




ちなみに他にも撮ったこの辺はちょっと違うかな..

そんな御袖天満宮を後にして、一気にマップの東側へ移動する。
終盤の心臓破りの坂リターンズって感じで堪えるデスヨ! (>_<)w


坂を登って右側にゆりえ様邸がっ!! っと逸る気持ちを抑え
左側を見上げた先の逃げるジョンが走った高台をちぇき。




そしてようやっとゆりえ様邸に到着。 遠かった〜。
それにしてもホントそのまんまゆりえ様邸で思い残すことはありません。

つーか、見たところ普通の民家って感じなので
玄関先でイタい大騒ぎとかは程々でお願いしますね。




で、ゆりえ様邸から少し下ってきた辺りに
健ちゃんとゆりえ様が自転車でジョンを追いかけた坂道が。


その更に先には線路脇の道があります。
電車が通過する時間に合わせたいなーと思いつつ
程よく鉄ヲタが調べてくれて効率よく撮れました。w

  :


時間があれば D エリアの..




この辺も撮りたかったけどちょっと厳しいので泪を呑んで省略。

それでは線路をくぐり海側まで出て
再び B エリアの商店街辺りを巡りますよー。

  :


再びやってきた B エリアの南側。


渡し場通りの交差点でもののけと祀さんのシーンをちぇき。




あと本当に存在しているのが驚きのおばQ乗り物。
今でもちゃんと動くらしい。 次回に試してみたいトコロだ。


あとは商店街の裏路地に入り込んで少しばかりちぇき。
この辺は他にもいくつかシーンが潜んでいそうだけど
時間がいよいよヤバいのでこの辺で勘弁してください。 orz




その辺も含めて次回巡礼の忘れ物防止メモ。

そして商店街からすぐの海辺に移動し..




突堤の辺りのシーンをちぇきちぇき。






つーか、この辺は狙ったかのように夕焼けにドンピシャでした。

尾道の夕焼けが素晴らしいとは伺っておりましたが
いやはや、ここまでグレイツだとグゥの音も出ないデスヨ。

こんな所で沈みゆく夕日を眺めつつゆっくり釣り糸を垂れてみたいな。
こりゃ文句なしに老後に住みたい街リスト入り決定ですよ。

さてさて、いよいよ時間がヤバいので最後の目的地である
向島まで渡船で渡りますかね。 と、思いつつ..


タコの干物に釣られたっていうか、お喋りなおじさんに捕まり
たこめしの炊き方から尾道ラーメンの謂れまでたっぷり聞かせて頂きました。

なかなか興味深く勉強になるお話ではあったのだが
いかんせん時間が押してるので内心では少々困ったりしてました。(汗

こういった時の話の切り方をまだ判ってないので修行不足なのかなー。

  :


それでは時間押せ押せの E エリアに行ってみましょう。
つってもおおまか日の出渡船関係ばっかですが。w




まづは本州側の福本渡船をば..

船に乗るって云うと、何か心構えみたいなものがあるかと思いきや
ジモティストな方々は信号が青になって発進するかのように
ごくごく普通にブイブイと整然と走ってるのが驚きでした。

まぁそれが日常なんだろうから当たり前っちゃそうなんだろうけど
それでもやっぱ見慣れない光景なのでおじさんビックリで
船上でも何処に居たら良いのか判らづオロオロしてたりしてまちた。


そんな渡船の旅は 5 分ほど。 皆さんごく普通にブイブイ走り去ります。

で、向島に渡ってどうしたものか..と、思いつつ
少しばかり小高い丘を見つけ入り込んでみる。


グレイツ。w

そこは造船所のドックを見下ろせる高台でした。
最近はこんな感じの陸地を走らせて海に進水させるドックは殆ど無くなり
水を抜いたプールのような上で造船し、そこに水を満たし浮かべる
そんなんが主流だと聞いたことがあるのでこりゃ良い物を見れましたよ。

ちなみにこのタイプのドックでは進水式の見学ができるそうな。
なかなかそれだけを目当てに来るのは難しいものがありますが
何かの機会にタイミングが合うようなら是非とも見てみたいものだ。

  :

おおまか本日の巡礼が終了したので..


あとは尾道の夕景&夜景タイム。


新尾道大橋をバックに福本渡船とか
向島ドックのライトアップクレーンとか定番過ぎるがそこがいい。


つーか、今回は険しい行程の歩き対策でチャチぃ三脚しか持ってきてないので
その辺が災いして夜景とか思うように撮れない感じですこししょんぼりでした。

まぁ欲張りすぎるのも良くないしな。
今回の鬱憤はまたのリベンジでお返しするですよ!

  :


で、湘南カラー..っていうの?? そんなんに乗り
今夜のお宿のある三原へ向かうことにする。


三原の安ビジホに荷物を放り込み..呑むか!! (>_<)w

・・って、ここに辿り着くまで 4 〜 5 店ほど満席攻撃を喰らい
散々っぱらたらい回しされおじさんちょっとくたびれたデスヨ。

でも、辿り着いたお店もなかなかイケてましたよ。
三原のタコの良いのが揚がってなくてその辺は残念でしたが
タチウオの刺身とか結構なお手前でついつい呑みすぎて困っちゃう。

つーか、今週は忙しすぎて酒絶ちしてたためか回る回る。
もうぐるんぐるんで何だか訳わかんねけどまだまだイケますよ〜! (=_=)w

で、シメに屋台のラーメンをやらかして本日の任務終了っす。
それにしてもこっちの方の人ってかたい麺がお好みなの?

かためってのは聞いたことがあるけど..バリカタって何なん?
7 秒とか 5 秒とか粉落としとか、3 秒ルールの勘違いじゃないん??

などなど云いつつ尾道風のラーメンも大変美味しゅうございました。
そんな慌しく実り多い瀬戸内海の夜が更けていくのでありました..

  :

最後になりましたが、今回の巡礼に際し先人様の情報を大いに活用させて頂きました。

  ・USO9000仮想工房 (「かみちゅ!」舞台探訪)
  ・神のやしろを想う (かみちゅ!舞台探訪参詣記)
  ・The Beer House 綾(かみちゅ!・ビール・イラスト) (かみちゅ!尾道探訪)
  ・加速するweb[舞台&フィギュア-de-デジラマ] (舞台訪問マップ一覧)
  ・尾道の歩き方 (かみちゅ! 地図)
   (敬称略・順不同)

皆さまのページが無ければスムーズな巡礼はありえませんでした。
この場を借りてお礼申し上げます。 有用な情報を本当にアリガトございました。

尾道巡礼は近いうちに再び行かねばならぬと思っています。
その際にはまた参考にさせてくださいです。

[ Top ] [ Tohoho ] [Map] [Kamichu]